- さいきん
- I
さいきん【彩錦】錦(ニシキ)のいろどり。 紅葉の美しいさま。IIさいきん【最近】(1)現在にいちばん近い過去。 少し前から今までの間。 ちょっと前。 ちかごろ。 副詞的にも用いる。
「~買ったばかりの本」「~になって判明した」「~の情勢」
(2)いちばんそれに近いこと。III「太陽に~の惑星」
さいきん【砕金】(1)砕かれた黄金。 また, そのようにきらきらと光るもの。(2)美しい詩文の字句のたとえ。IVさいきん【細瑾】〔「細謹」の誤記から生じた語〕わずかな欠点やあやまち。V「~を顧みて後の大功は立たまはざる/近世紀聞(延房)」
さいきん【細菌】単細胞の微生物で, 核膜のない原核生物の一群。 球状・桿状・螺旋(ラセン)状などを呈し, 葉緑体・ミトコンドリアなどをもたない。 原則として二個に分裂してふえる。 動植物に対して病原性をもつものもあるが, 広く生態系の中にあって物質循環に重要な役割を果たしている。 分裂菌類。 バクテリア。VIさいきん【細謹】こまかなことに気を配ること。VII「君家の存亡, ~論ずべき時にあらず/桐一葉(逍遥)」
さいきん【細金・截金】「きりかね(切金)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.